2012年01月28日

若草山山焼き コンデジではダメダメ・・・

寒〜い風に吹かれながら、若草山の山焼きを見て来ました。


若草山の山焼きは、1月に私が楽しみにしていた奈良の風物詩。行われるのは夜なので、かな〜り寒いと聞いていたが、それでも是非見てみたいので、何枚もジャンバーやウィンドブレーカーの上下を重ね着し、出かけた。

若草山の山焼きは、何箇所か見所がある。

1つは、もちろんかぶり付きの若草山麓。目の前で山肌が燃え広がるのが見える。でも、なかなか全体は見えないという。

1つは、西ノ京の大池から、薬師寺の五重塔越しに若草山を見る方法。奈良の絶景として名高いらしい。ただ、残念ながら今薬師寺の五重塔は修復中で、全体がシートに覆われており、ちょっと味気ない。

1つは、平城宮跡。特に第二大極殿跡近辺や、佐紀池越しに大極殿を池に映して見る光景は、人気が高い、が場所取り合戦も激しい。

ということで、今回は平城宮跡の第二大極殿から見てみることにした。


若草山山焼き 平城宮跡 第二大極殿跡

17時から花火&山焼きが始まるところ、16時くらいに着いてみたら、すでに第二大極殿跡の上には三脚&デッカイ一眼カメラがずらり。うっひゃぁ〜。早い人は14時くらいから場所取りしていたらしい。

私は小さな三脚で間に入り込む。しかし、私は一眼デジカメ持っていないから、コンデジで挑戦。出来れば、自動インターバル撮影か、バルブ撮影か、せめてフォーカスや絞り・シャッター速度をマニュアルで決めるか、出来ると良いんだけど、そんな機能は無し。「花火」モードにお任せして祈ることにする。う〜ん、このコンデジかなり気に入っているんだけど、こういう撮影ではさすがに辛そうだ。

山焼きを待つ間、周りの一眼ユーザーさんが撮影方法をいろいろ話し合っているのを聞いた。今は写真のデジタル処理が簡単に出来るようになったから、多くのデジタル一眼ユーザーが、絞りを絞りシャッター速度を短くして、それを何分か毎に撮影、その後パソコン上で合成して「多重露光」を再現するみたい。これだと、とりあえずいっぱい撮っておいて、上手く取れた物を抽出して利用できるもんね。ただ、昔ながらのフィルム式一眼で、シャッターを開けっ放しのバルブ撮影状態にし、レンズにカーテンをかぶせたり外したりしながら物理的に多重露光し、1枚のフィルムで1枚の作品を伸るか反るかの勝負で撮ろうと挑む強者もいた。すげぇ〜。




私の若草山山焼きのイメージは、こんな感じで、お寺の向こうに全面が燃え上がる若草山とその上に花火が上がっているような美しい写真。よくポスターや観光ガイドなどに載っている。

しかし、実際に肉眼でこんな風に見えるわけではない。これは多重露光をしてこそ。花火と山焼きは同時には行われないし、山焼きもすぐに山肌全体に火が広がって燃え上がるわけではなく、実際には地元の消防団が手に松明を持って、列になって火を付けながら登って行く。

若草山山焼き

だから、山焼きは、肉眼で見るとこんな感じ。真っ暗な若草山の山肌に、1列の火が並んで見えるだけ。正直、かな〜り地味(笑) この火の列が徐々に徐々に位置を変えていくから、それを何枚も撮影して、多重露光して、初めて山肌全体が燃えているような美しい画像が出来る。

しかし、寒い!第二大極殿跡は、見通しは良いが、その分めっちゃ風が吹き抜け、かなりぶくぶくに着膨れているので、凍えそう。山焼きは40分近くかかるし、今年は特に燃え広がりが遅かったらしいので、体の芯まで冷えてしまった。


若草山山焼き

で、自宅に帰ってから写真を観てみたのだが、やはりコンデジでは無理だったか、あまり良い写真が無かった。一応デジタル処理で多重露光化させてみたが、がっかりな出来。なんじゃこりゃ。まぁ、仕方が無いか。


成功例を見たい方、Google画像検索:若草山山焼きでも見て、感心してくださいな。


posted by ∴∵ at 21:35| 東京 ☀| Comment(2) | TrackBack(1) | 日記・雑記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
花火写真、火炎というのはあらゆる被写体の中で最難関ですね〜。一眼があればできるというほど易しいシロモノじゃありません。。
あの人たちは花火写真に人生をかけてる人達です(笑)
Posted by しま at 2012年01月30日 08:38
> しま さま
もちろんその通りだね。「最低限」一眼が要るというところか。一眼を手にした上で、知識とか技術・経験・根性を積み重ねて、ようやく手に出来る至極の一枚だろうね。
コンデジでも、マニュアル撮影モードとかがあれば、多少なりとも工夫・努力出来る余地があるのだろうけど、私の愛機のように全部カメラお任せにしか出来ないと、シャッター押すしか出来ないもんね。
Posted by ∴∵ at 2012年01月30日 09:54
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Excerpt: 一昨年の台風12号で土砂ダムなどの被害を受けたことで名前を知られた奈良県十津川村。 そこでマラソン大会をするというので、観光を兼ねて参加して来た。
Weblog: Another Aquatic Zone
Tracked: 2012-01-29 20:33
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