大安寺光仁会がん封じささ酒まつり (大安寺公式サイト)
光仁天皇は不遇な白壁王時代に、しばしば大安寺の竹林にて浄竹を伐り、酒を注いでお召しになり、中国の故事にいう「林間酒をあたためる」風流を催されて無病息災を保たれました。実に六十二歳という当時破格の高齢で帝位につかれ、七十三歳まで在位されたのです。この帝にあやかって悪病難病を封じ、健康に過ごそうと催されるのが笹酒祭りです。
大安寺ささ酒まつり (奈良市観光協会公式ホームページ)
桓武天皇が文武百官を引きつれて、平安京から南都に赴き、先帝光仁天皇の御忌を当寺で行われたという「続日本記」の故事を因む行事。奈良朝第7代の光仁天皇は若い時、暫々大安寺に詣で林間酒を温めるっという風流を楽しまれたという。効あって健康長寿を保たれ、62歳で開運。皇位につかれた。この天皇の開運長寿、また悪病、難病が封じられたということに因み、ガン封じの祈祷が行われ、笹酒の接待がある。
このお祭りは毎年1月23日と日付が決まっているようで、今年は月曜日と平日。でも、朝8時から開始と書いてあるし、珍しくてちょっと面白そうなので、朝職場に向かう前に車で大安寺へ行ってみることにした。
天気はあいにくの雨。ナビにより迷わずに到着はしたが、お寺は狭い路地の奥にあり、近くの駐車場はすでに満杯。グルリと回らされて少し離れたところにある広い駐車場になんとか停めることが出来た。
傘を差して山門から中へ。すでに多くの人が参拝して来ている。
正面のテントで笹酒授与を受けるために500円を払うと、こんな小さい可愛い竹製の柄杓みたいなのを貰えた。これでお酒を受けるようだ。
本堂では、護摩木とか祈祷の受付などをしている。今回はこれはパス。正面で手を合わせてお祈りするだけに留める。
本堂の裏側に回ると、竹をくべて焚き火をしているところがあった。笹だけに、時折パチン!パチン!と弾けるような音がするのが面白いというかビックリするというか。
本来はこの焚き火の前で授酒があるようだが、あいにくの雨で、その隣に立てられたテントの中で行われていた。
艶やかな着物姿の女性たちが、長い竹の筒を持っており、その先からお酒を先ほどの竹製の柄杓に注いでくれる。絵になる光景だな。
これ、「お酒」だけに、車で来た人は飲めない。バスで来た人は良いが、ちょっと駅から離れているため、多くの車で来る人は飲まないように、酒ではなく「笹水」を授けてくれる女性もいる。「お酒はこちらで〜す」「お水の方はこちらへどうぞ〜」と声をかけていた。
私も車で行ったので、本来は「笹水」にすべきなのだろうが、せっかくなので「笹酒」が欲しい。しかし、その場で飲むわけにはいかないので、あらかじめガラス小瓶を持っていった。竹の柄杓で「笹酒」を拝受し、それをこっそりガラス瓶に移し、持って帰った。
女性の方々が持っていた竹筒の中の笹酒は、ほのかに温かく湯気を上げていたので、お燗をしているようだ。なので、帰ってから、軽く笹酒を湯煎し、温めでいただいた。うむ、美味しい。
この笹酒は、ガン封じ・健康長寿の効能があるとされるので、本当は年齢的には両親などに飲んでもらうべきものかも。家族も自分も健康でいられるようにと祈って来た。
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もしかしたら京都よりいろんな事やっているのじゃないかしら。
面白そう!!
「林間酒をあたため」というのは私も聞いたことがあり、調べてみたら「白楽天」の「送王十八帰残山 奇題仙遊寺」という漢詩の一節でした。
曽於太白峰前住
数到仙遊寺裏来
黒水澄時潭底出
白雲破処洞門開
林間暖酒焼紅葉
石上題詩掃緑苔
惆悵旧遊無復到
菊花時節羨君回
曽って太白峰前に於て住み
数しば仙遊寺の裏に到りて来る
黒水 澄める時 潭底出で
白雲 破るる処 洞門開く
林間に酒を暖めて 紅葉を焼き
石上に詩を題して 緑苔を掃う
惆悵す 旧遊 復た到ること無きを
菊花の時節 君が回るを羨む
この七言律詩の五節目と六節目は非常に有名で、軸などにもよく書かれているのを見かけた事があります。
私も飲んでみたーーい!!
京都でも大小様々なお祭り事はあるはずだけど、地元の人だと逆に自分たちの知る範囲以上に調べたりしないんじゃない?
私は、奈良を知らないからこそ、奈良県の公式観光ガイドなどをこまめにチェックして、見てみたいイベントを探しているんだよ〜。