去年の同時期にも「借りぐらしのアリエッティ」先行試写会に当たり鑑賞したが、今年も試写会招待券を得ることが出来た。ラッキー♪
しかも、私は今週末から2ヶ月半ほど渡米予定。7月16日公開では、観られるのは帰国後となるとかなり遅くなる。渡米前に観られたのは実にラッキー。
さて、ネタバレしない程度に感想を書くが・・・
1.まずは、面白かった!
正直“あの”「ゲド戦記」の宮崎吾朗監督だから、どうなるかと思ったけど、十二分に楽しめた。監督ではないにしろ、企画・脚本宮崎駿で、そもそもこの「コクリコ坂から」を原作に使うと決めたのは宮崎駿がとてもこの作品を好きだったからと聞いているが、この作品をしっかり消化し尽くした感じが良く伝わって来た。
2.対象年齢高めじゃない?
面白かったのは間違い無いのだが、これ「大人こそ楽しめる」作品だと思う。逆に、小さい子には分からない映画なのでは?アニメ作品としては傑作とまではいかないが良作だとは思う。ただ、スタジオジブリの作品となれば、多くの人が期待するのはラピュタやトトロやポニョのように、小さい子供から大人まで楽しめる娯楽大作なんじゃないのかな?今回の「コクリコ坂から」は、まず人間模様が複雑だし、戦後昭和の時代背景をある程度理解していて、あの頃の安保世代を思い起こさせるような学生運動とか、ボロボロの学生部室棟とか、さらには戦後昭和期のヒットソングとか、そういう物をノスタルジーを感じるようでないと、楽しめないんではないかな〜と思ってしまった。
ちょっと「耳をすませば」に近い要素もあるし、中学生か高校生以上だったら良いのかな?
今回私は妻と観に行ったので、二人とも楽しんで帰って来たが、子供を持つ親が期待して連れて行ったら、どうだろうね?そんなに笑いがある作品でも無いし、トトロとかポニョとかみたいに特徴的なキャラクターが出てくるわけでもないし。興行的にはどこまで行くのかなぁ?
個人的には、去年の「借りぐらしのアリエッティ」よりも今年の「コクリコ坂から」のほうが断然面白かったけど、一般受けするのは、というか子供受けするのは、前者のような気がするなぁ。
でもまぁ、ジブリ新作となれば、やはり多くの家族連れが観に行くだろうとは思うけどね。
3.もう終わり?
ジブリらしい「アニメ大作」という印象は無い。小粒なアニメ・ドラマだね。時間的にも1時間半ほどでそんなに長くないし。ラストも思いっきり盛り上がるということなく、静かに人間模様を描いて終わる。いろいろ続きが気になるような終わり方で、そういうのを想像させて楽しんでもらうという感じもあるのだろうが、「もう終わり?」という感じはあった。
「借りぐらしのアリエッティ」もそんな印象を受けたし、ジブリは今後これくらいの作品を毎年定期的に出していく感じになるのかなぁ?
手嶌葵 / スタジオジブリ・プロデュース「コクリコ坂から歌集」 | コクリコ坂から (角川文庫) (文庫) / 高橋千鶴/〔著〕 佐山哲郎/原作 スタジオジブリ/企画・編集 | コクリコ坂から 単行本コミックス (コミックス) / 高橋千鶴 佐山哲郎 |
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